今回訪れる「尾州」（一宮市）は古くから日本最大の毛織物の産地として知られ、その規模は国内生産量80％を誇っている。のこぎり刃のようなギザギザした「のこぎり屋根」工場も象徴の一つで、2000棟あると言われてるが、廃業後そのままにしている工場も多い。工場の中でガッチャンガッチャンと絶え間なく織機の音が鳴り響いた景色も、時代の変革と共に減少している。そのような環境下でも、生き抜き、再び蘇ろうとする、そんな素晴らしい企業とそこに集まる方々に、地域・企業ブランドを盛り上げる経営や活動などを伺います。
| テーマ |
日本一の毛織物産地「尾州」（一宮市）の魅力発信企業と人に出会う |
| 日時 |
2023年02月16日 (木)
08時00分 ～ 16時40分
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| 場所 |
尾州（一宮市）の木玉毛織㈱、葛利毛織工業㈱ |
| 備考 |
昼食は料亭菊水 |
◆日 時：２月１６日（木） ◆集合場所：西尾商工会議所 第2駐車場
◆定 員：１５名（先着） ◆参加費：６，０００円
◆スケジュール
８：００ 集合・出発 ※終日、中型バス移動
９：３０ のこぎり屋根とのある風景【散策】
９：５５ 葛利毛織工業㈱【工場・建物見学】
１１：４５ 料亭 菊水で季節を楽しむ平日限定ランチ【昼食】
１３：１５ 木玉毛織㈱【工場・建物見学】※ガラ紡ハンカチ土産付
１４：３０ 尾州のカレント・新見本工場【講話や商品買い物】
１６：４０ 帰着・解散
◆視察先１ 木玉毛織㈱と尾州のカレント・新見本工場
木玉毛織は明治28年創業の老舗の機屋（織物工場）で、15年前から『ガラ紡』に全力を傾け、ガラ紡糸の製造・販売を行う。わたが糸に、糸が布になる工程を間近で見学します。『ガラ紡機』がしっかり動いている企業は、日本ではもうここだけかもしれません。尾州のカレントの拠点地。
尾州のカレントは尾州の繊維企業に属する若手社員が中心となり結成した「産地活性サークル」でこの地域を何とかしたいという強い思いから企業の枠を飛び越えた活動を行っている。
街中に織機の音を響かすイベント「ストリートションヘル」の開催や尾州産地直営の「新見本工場」も活動の一つ。
◆視察先２ 葛利毛織工業㈱
創業100年の葛利毛織工業は今では珍しい12台のションヘル織機で生地を生産している。手織りに近い風合いで世界のハイブランド企業からも引き合いが多い。愛知ブランド企業にも認定され、建物は令和2年に国の登録有形文化財となっている。
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